毎年 冬になれば 背広やら コート
こさえてる 英国伝統の ハリスツィード
最近は なんや 安もん?量販店の 商売の具?
霊験あらたかな バタ臭い HARRISS TWEEDタグも
なんや インチキくさーに 見えてしゃあない?
値段も 1着分で ん?万円?
なんかなあ。
と ここ 数年 思い続けて ましてん。
デニムみたいに オリジナルで できひんもんかい?
思い起こせば 25年ほど前 やったか?
日本の 北陸の北?の とある機屋さんで
ツィード生地が 織れるて きいて
行かせてもらいましたんやけど
なんか ちょっと 違う?かな?で 断念
EVISUデニムチックな
質実剛健 で 味わい深い経年変化する
英国伝統毛織物 とは ちと違う
できれば 洗濯機で 丸洗い! できる
虫にも 喰われにくい?
ガツガツの 厚手織物 できんかな?
事あるごとに 考えてましてんけど
案外 身近なとこに 答えが おましてん。
その 案外身近なん? なんやてか?
EVISUマニアの みなさんなら ご存知やと 思います。
HAYAOKI で 多用してた
力織機で 織られた耳付きの
グレイネップ入りホームスパン風 デニム
カチカチの 生地 縫うのんたいへん?
とある機屋さんの 倉庫から出た デッドストックもん?
けっこうな 量あったんで 数年にわたって 製品化。
3年ほど前に ほとんど使い切った。
お客さんからは あの生地もうないんか?
あったら ジャケット欲しい とか 結構 ご要望あり。
ほな オリジナルで なんとか 再現できんか?
当店 二代目に 「なんとかせんかい!」と 高圧力?
かけただけの こと あった?
しばらくして できてきたんが オリジナルネップ入りデニム
今や ジャガードバージョンも やってまんがな。
ホワイトデニム 風はもちろん インディゴミックスまで
自由自在な バタ臭い 独特のオリジナル素材。
なくては ならん 当店自慢のひとしな。
この辺りに EVISU TWEED こさえる ヒントがあった?
細かいことは 言われしまへんけど
もうちょこっとで なかなかのもん 上がる?
どないなること ですやろか?
そやそや EVISU TWEED こさえるにあたり
いろんなこと 試してみましてんけど
その 過程で ツィードとは 呼べんようなもんも
できてしもた。失敗と言えば 失敗やねんけど
それは それで おもしろおまんねん。
副産物?言うやつか?
シルク混紡の インディゴヘリンボーンとか
同じく テカテカの ハウンドトゥース?
おもろいがなぁ。
これで この秋の 新作 『WESTEND』 こさえたらえぐい。
EVISU TWEED サンプル生地 ようやく上がり
これから 背広 縫うてもらいます。
さて 上がりの ほどは?