代表取締役警備員

昨夜　１１時４５分頃

ふと　目覚める。

のど　乾いたんで　１Fの自販機へ。

ん？ドア開いとる？しかも全開？

誰か　おるんか？

表に出てみる。

だれもおらん。

泥棒？

サンドウェッジ　手に　一階各室　見て回る。

異常はない。

鍵　締め忘れ　か？

念のため　サンドウェッジ　部屋に持ち込み　寝る。

すぐ　「がしゃっ！」　と　物音がする。

サンドウェッジ　片手に　急いで　１F へ。




何も　ない。

気のせいか？



霊の　仕業か？

お盆　は　済んどるど。



再度　自室へ。



うとうと　してると　　

また「がしゃっ！」



気のせいやない。

何かおる。

今度は静かに　１Fへ。

サンドウェッジ　しっかり　握る。

階段を　おりかけた頃

奥の　廊下の　扉開く。





人影。








サンドウェッジ　構える。



























ボーズ頭　色白の男。

































い　け　が　み？　


















なにしてんねん？



変な音したから　おりてきました。

そんなんで　しばかれたら　死にます　やん。


















あの　物音は　何やったん　や。

八郎潟平安樓　何か　おるん　か？



しばらくの間

警備員も　することに　する。
















だいひょうとりしまりやくけいびいん。


肩書き　増えた。



忙しなりそうや。